丸佳浩がトリプルスリー達成へ向け待ったなし

丸佳浩。プロ4年目にレギュラーに定着すると、広島の顔にもなっている外野手である。丸佳浩はタイトルも奪取し、今や日本代表にも名を連ねる選手になっているが、トリプルスリーにも近い男としても名前が挙がっています。現監督の緒方孝市氏の背番号9を引き継ぎ、広島のレジェンド前田智徳を目標としています。

BBCrix編集部

ある時はエース、ある時は野手として甲子園に出場した丸佳浩

小学校時代から野球を始めた丸佳浩は、すでに野球センスの塊であり、投手や遊撃手など様々なポジションを任されます。千葉経済大学附属高等学校に進学した高校時代も、丸佳浩は2年生で主軸の3番を任されていました。夏の甲子園にも出場した丸佳浩でしたが1回戦で敗退します。この時、丸佳浩が敗れたのは、現在ロッテの大嶺祐太が中心の沖縄県立八重山商工でした。

3年生となった丸佳浩は、エースに就任しチームを牽引します。関東大会を制したことで、丸佳浩は母校を春のセンバツ大会に初めて導くことになりました。丸佳浩率いる千葉経済大学附は1回戦を突破するも、2回戦延長で敗れます。

いわば二刀流、三刀流であった丸佳浩は、2007年高校生ドラフト3位で広島から指名されます。プロ入りを決意した丸佳浩は野手に専念することを公言しました。

着実にプロの階段を登った丸佳浩は、3拍子揃ったプレイヤーに成長(前編)

プロに入ると小柄だった丸佳浩は、3年間をほぼファームで過ごします。しかし丸佳浩は一年目からウェスタンリーグでしっかり活躍します。丸佳浩は6月には月間MVPを獲得。高卒ルーキーが受賞したのは、丸佳浩が初めての快挙でした。さらに丸佳浩は、一軍活躍の登竜門ともいえるフレッシュオールスターにも出場します。

プロ3年目、丸佳浩はウェスタンリーグの9割近くの試合に出場し、二軍ながら不動のレギュラーとなります。丸佳浩の成績も、チーム首位打者や、ホームラン、打点、盗塁なども突出した数字を残します。そのためかペナントレース終盤に、丸佳浩に一軍出場のチャンスが転がり込んできます。丸佳浩は、出場14試合で初安打初打点初盗塁を記録して3年目のシーズンを終えます。

丸佳浩の4年目は、一気に才能が開花した年になりました。若手がレギュラーをつかむときは、運と縁の巡りあわせがありますが、丸佳浩の場合も同じでした。初めての開幕一軍入りを果たした丸佳浩は、レギュラー外野手の故障や不振もあって、スタメンに抜擢されることが多くなります。4月には初ホームランも放ち、試合に出続ける丸佳浩は完全にセンターのレギュラーを奪取しました。結果2011年の丸佳浩は131試合に出場し、打率.241、9ホーマー50打点、9盗塁とまずまずの成績を残します。2012年も、前年よりは出場試合数を若干落としますが、丸佳浩は106試合に出場してレギュラーポジションを離しません。

着実にプロの階段を登った丸佳浩は、3拍子揃ったプレイヤーに成長(後編)

2013年は丸佳浩にとってさらなる飛躍の年となります。140試合と言うほぼ全試合に出場した丸佳浩は、打率.273、14ホーマー、58打点と言うすべてキャリアハイの成績を残します。さらに29盗塁はセ・リーグトップで初めてのタイトルまで手にしました。俊足巧打の丸佳浩は守備力も安定しており、この年初めてゴールデングラブ賞にも輝きます。この年の活躍で不動のレギュラーとなった丸佳浩には、緒方孝市氏の引退以来、空き番号となっていた背番号9を与えられます。まさに、丸佳浩が球団の顔と認められたということです。

さらに2014年は、丸佳浩がさらに自身のレベルをあげます。初めて全144試合に出場して、打率.310、19ホーマー、166安打など、丸佳浩にとって自己最高の成績を更新します。盗塁も前年に近い26盗塁を記録。これらの成績をあげた丸佳浩は2年連続のゴールデングラブ賞だけでなく、ベストナインも手中におさめ、3拍子揃った選手として広島のみならず、丸佳浩の名前は全国区になりました。

2015年の丸佳浩は、前年に引き続き全試合出場を果たします。しかしチームの顔ともなった丸佳浩へのマークは厳しくなり、打率を大きく落とします。丸佳浩は好不調の波が激しく、三振数がセ・リーグワーストを記録。一方、丸佳浩が獲得した四球の数もセ・リーグ一位と選球眼においては抜群であることも証明しました。

次のトリプルスリー達成者を目指す丸佳浩の目標は、チームOBの前田智徳

2015年は史上初めて2名のトリプルスリー達成者が出ましたが、丸佳浩もいずれ達成の候補として常に名前が挙がっています。日本代表にも選出されるようになった丸佳浩には可能性があります。年々、盗塁数が減っていることが気がかりではありますが、丸佳浩の活躍が無ければ、広島の悲願は達成できないと思われます。

そのためにも、丸佳浩は一日も早く、孤高の天才と言われたチームOB前田智徳氏に近づかなければなりません。あのイチローも憧れた前田氏に近づくことができれば、丸佳浩をさらなる領域に押し上げてくれることでしょう。


現在、セ・リーグで優勝から最も遠ざかっているのは広島です。丸佳浩がすべての成績でキャリアハイに押し上げることができれば優勝だけではなく、トリプルスリーも手に入れているかもしれません。現在、広島の絶対的なレギュラーとなった丸佳浩は、絶対的な日本代表メンバーを目指してほしいです。

丸佳浩、6試合ぶりの一発に自画自賛

2016年シーズンはチームにとっても、丸佳浩にとっても最高の年となりました。3年連続全試合出場を果たし、打率.291、162安打、90打点、20本塁打を記録し、チームの25年ぶりとなるリーグ制覇に大きく貢献しました。惜しくも2017年に行われたWBCの侍ジャパンには選ばれませんでしたが、走攻守すべて揃ったその野球センスで、チームを2年連続のリーグ制覇、そして悲願の日本一達成に向け、強力を誇るカープの打線の中心として結果を残し続けています。

4月の月間成績は、打率.306、本塁打3本と安定した活躍を魅せました。5月に入ってからもその勢いは衰えるどころか増すばかりで、打率.321、本塁打4本(5月19日現在)と首位争いをしているチームにとって欠かすことはできません。このまま調子をシーズン終盤まで維持することができれば、トリプルスリー達成も夢ではありません。

そして、5月18日、本拠地で行われたDeNA戦では、1回に四球で出塁すると、4番の鈴木誠也のセンターへ放った打球で一気にホームまで帰ってきて2点を先制します。続く2回に回ってきた第2打席目ではDeNAの先発、平良拳太郎から右翼席最前列にライナーで飛び込む7号2ランを放ちダメ押しで試合を決めました。これを振り返った丸佳浩は「自分としても良いスイングが出来ましたね」と自画自賛のバッティングだったようです。このままチームの主軸として引っ張っていって欲しいですね。

1番カープが好きじゃけえ: 丸 佳浩
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