ダルビッシュに並んぶ140勝!走者を出さないから勝てる!田中将大の凄い安定感

夏の甲子園大会決勝、北海道勢として10年ぶりに決勝戦へ駒を進めた北海だったが、惜しくも準優勝に終わった。その10年前――同じく準Vに終わったのが田中将大(現ヤンキース)を擁した駒大苫小牧である。早実との激闘は記憶に新しいが、この10年という間に田中はプロ野球、メジャーリーグの舞台で134勝を積み上げた。かつて“神の子”と称されたスーパーエース。その10年の歩みを、改めて振り返ってみたい。

BBCrix記者

楽天7年間で99勝35敗! 最終年は驚愕の24勝0敗

【日本プロ野球の記憶】全部見せます!歴代ベストナイン<2010年~2014年> |イマコレ

ニューヨーク・ヤンキースに所属する田中将大が現地8月19日(日本時間20日)、ロサンゼルス・エンゼルス戦で今季10勝目(4敗)を挙げ、メジャー挑戦後3シーズン連続となる2桁勝利に到達した。1年目から同記録を達成した日本人投手は、野茂英雄(元ロサンゼルス・ドジャーズほか)、ダルビッシュ有(現テキサス・レンジャーズ)に続き3人目。名門でもエースに君臨する右腕は、日本時代と変わらぬ“安定感”で快投を続けている。

田中は2006年の高校生ドラフトで1位指名され、翌年楽天に入団した。当時の野村克也監督は田中を1年目から先発ローテーションに抜擢し、デビュー4戦目の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初勝利を掴んでいる。
1年目から11勝7敗の成績を残し新人王にも輝いた右腕は、2年目以降も岩隈久志(現シアトル・マリナーズ)に次ぐ先発の柱として君臨。この年は8月に開催された北京五輪の野球日本代表に選ばれ、約1カ月間チームを離脱。その影響もありシーズンでは9勝止まりだった。

5年目の2011年は田中にとって飛躍のシーズンとなる。この年は開幕から16試合連続のクオリティ・スタート(6回以上、3自責点以内)をマークするなど白星を量産。19勝5敗、防御率1.27の圧倒的な成績を残し、最多勝、最優秀防御率、最優秀投手(勝率)、沢村賞など、投手タイトルを総なめに。2012年にはタレントだった、里田まい(現夫人)との結婚を発表し、このシーズンも防御率1.87の安定感を誇った。

そして楽天最終年となった2013年には、24勝0敗1セーブという快挙を成し遂げる。自身初のリーグMVPや2度目の沢村賞に輝くなど、この年も数々のタイトルを手中に収め、チームを創設初のリーグ優勝、日本一へ導いた。

大型契約でヤンキース移籍! 故障との戦いがはじまる…… 

楽天最終年に強烈なインパクトを残した田中は、そのオフにポスティングシステムを利用し、日本人最高となる7年総額161億円の大型契約でヤンキースへ移籍した。

開幕4戦目となったトロント・ブルージェイズ戦でメジャー初先発を任され、7回3失点で初勝利をマーク。同時にこれが日米通算100勝となった。その後も勢いは止まらず6連勝をマーク。そしてメジャー9戦目となった5月20日のカブス戦で負け投手となり、楽天時代から続いていた連勝記録は「34」でストップした。

それでも、メジャー記録に並ぶデビューからの16試合連続クオリティ・スタートを達成するなど、前半戦だけで12勝(4敗)をマーク。だが、7月8日のクリーブランド・インディアンス戦後に右肘の不調を訴え、のちに「右肘靭帯の部分断裂」と診断され長期離脱。シーズン終盤に復帰し13勝5敗、防御率2.77の成績で1年目を終えるも、右肘の不安を残したまま新シーズンを迎えることになった。

2年目は開幕投手に指名されたが、4月23日のデトロイト・タイガース戦後に右手首の炎症と上腕部の張りを訴え故障者リストに入った。6月上旬に復帰し2年連続の2桁勝利をマークするなど復調したが、この年も規定投球回をクリアできず“エース”と呼ぶには物足りない成績に終わり、オフに右肘の骨片を取り除く手術を受ける。

3年目の今年は肘の不安が一掃されたこともあり、開幕からここまでローテーションを守り続けている。打線の援護を得られない試合が続き白星が伸び悩んだが、8月19日のエンゼルス戦で節目の10勝に到達し、チームの勝ち頭として奮投を続けている。

1シーズン平均13.8勝! 年齢的にも日米通算200勝は確実

田中将大、活躍するほど周囲はザワザワシーズン後契約解除しFAの可能性は? - スポーツナビ

改めて楽天1年目からの成績を振り返ると、コンスタントに勝利を積み上げていることがわかる。メジャーデビューからの3年連続2桁勝利も含め、キャリア10年で2桁勝利を達成したシーズンは実に9度。通算134勝に対し、敗戦数は51と勝率も破格だ。

田中が安定して勝てる理由を、「WHIP」という指標がよく示している。これは1イニングあたりに許した走者を示すもので、1.20を下回れば「エース級」、1.00を切ったら「球界を代表投手」とされるこの数値を見ると、田中は飛躍した2011年以降はすべて1.20以下を叩きだしており、メジャー移籍後も“エース級”の数字を残し続けている。

今季10勝目を挙げた前述のエンゼルス戦では、自己最長となる4試合連続の無四死球をマークした。高校時代から定評のあった制球力が、WHIPのハイアベレージと1シーズンあたり13.8勝(9年目までの平均)の安定した勝利数に結び付いている。

28歳という年齢を考えれば、野茂英雄、黒田博樹(現広島東洋カープ)に次ぐ日米通算200勝クリアはほぼ確実で、40歳まで投げると仮定すれば300勝も見えてくる。プロ野球界で300勝以上を達成した投手は過去に6人いるが、これはすべて投手分業制が定着する1990年以前に達成されたもの。よって、現代で300勝を達成するとなれば、それこそ“神の領域”と言える。

今年はメジャー移籍後初の規定投球回達成も間違いなさそうで、辛辣なニューヨークのメディアからも及第点の評価を得ているヤンキースのエース。今後も日本屈指の本格派として白星を積み重ね、メジャーの舞台でも新たなる伝説を打ち立ててほしい。

※数字は2016年8月22日終了時点

日米通算140勝達成でダルビッシュに並ぶ!

ヤンキースの田中将大は4月19日(日本時間20日)本拠地でのホワイトソックス戦で先発し、7回6安打1失点6奪三振2四球で今季2勝目を挙げた。
今季初の中4日のマウンドで快投し2連勝。ヤンキースは9-1で勝利した。
田中はメジャー41勝目で、日米通算では140勝。レンジャーズのダルビッシュ有に並んだ。

今季2勝目でメジャー通算41勝目。
楽天時代の99勝を合わせ、254試合目の登板(251試合先発)で140勝に到達した。これは2歳年上のダルビッシュに並ぶ数字。
ダルビッシュはここまで日米通算271試合登板(268試合先発)で140勝(NPB93勝、MLB47勝)となっており、日本で.739、メジャーでも.707を記録している田中将大の「勝率」の高さは際立つ。

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