寒川高校の概略

まずは寒川高校の基本的な概略から見ていきたいと思います。

高校名:藤井学園寒川高等学校(ふじいがくえんさんがわ)
設立年月日:1974年
共学・別学:男女共学
設置学科:普通科、看護科
所在地:香川県さぬき市

高校野球の表記では”藤井学園寒川”となることもあります。野球以外のスポーツではゴルフ、柔道が盛んとなっています。

寒川高校出身の著名人

寒川高校からはお笑いコンビ”ココリコ”の遠藤章造、プロゴルファーの堀奈津佳を輩出しています。また、柔道でユニバーシアード金メダルを獲得している吉鷹幸春も寒川高校の出身となっています。

寒川高校とココリコ遠藤章造

寒川高校出身の著名人で一番有名なのはお笑いコンビ”ココリコ”の遠藤章造でしょうか。遠藤は寒川高校時代に野球部に所属しており3年生のときははキャプテンを務めていました。遠藤は寒川高校の野球留学一期生でもあったのです。

当時、同じ香川の尽誠学園でエースを務めていた伊良部秀輝(元ロッテ他)と投げあったこともある実力派です。現在は寒川高校のOB会副会長を務めています。

寒川高校の甲子園戦績

寒川高校が甲子園に初めて出場したのは2009年夏の選手権大会のことでした。寒川高校は高松商業、尽誠学園といった香川県の強豪を倒しみごとに香川県予選を初めて突破したのです。

<2009年・選手権大会香川県大会>
寒川 9-1 三豊工
寒川 5-4 香川西
寒川 12-1 観音寺中央
寒川 5-3 尽誠学園
寒川 8-4 高松商

初めて甲子園に出場した寒川高校は初戦で日本文理(新潟県)と対戦します。寒川高校は善戦むなしく3-4で初戦敗退となってしまいました。この寒川高校を初戦で下した日本文理は決勝まで勝ち進みます。中京大中京(愛知県)との決勝では9回表に4-10と6点のビハインドながら5点を入れ9-10まで後一歩に追い詰めた伝説の試合です。

<2009年・夏の選手権>
寒川 3-4 日本文理

2度目に寒川高校が甲子園に出場したのは2015年夏の選手権です。この年の香川県予選決勝では20-3という大差で丸亀城西高校を下し寒川高校は甲子園でも期待されていました。

<2015年・選手権大会香川県大会>
寒川 3-1 高松北
寒川 8-3 飯山
寒川 6-4 三本松
寒川 3-1 三豊工
寒川 4-3 英明
寒川 20-3 丸亀城西

しかし、夏の選手権大会で寒川高校は初戦で”機動破壊”を売りにする健大高崎高校(群馬県)に4-10と敗れてしまいます。寒川高校の甲子園初勝利はまたもお預けとなってしまいました。

今後は、寒川高校の甲子園初勝利に期待がかかります。

寒川高校からプロ入りした選手

寒川高校からドラフト制以後ドラフト指名されてプロ入りした選手は2名います。

西村龍次(広陵高校→寒川高校→ヤマハ→1989ヤクルト1位)
鶴田圭祐(寒川高校→帝京大学→2016楽天6位)

寒川高校から初めてプロ入りを果たしたのは西村龍次選手でした。西村龍次選手は広島県の広陵高校で野球を行いましたが厳しい上下関係についていけず1年の途中で寒川高校へ転校してきたのです。広陵高校では現在阪神の監督である金本知憲と同期でもありました。寒川高校ではお笑いコンビ”ココリコ”の遠藤章造が3年後輩に当たります。

西村龍次選手は寒川高校から社会人野球のヤマハに進み1989年にヤクルトからドラフト1位で指名されたのです。この年のドラフトは野茂英雄選手が史上最多の8球団競合となった歴史的ドラフトでもあり野茂英雄選手以外にも名選手が多く指名されています。佐々木主浩選手(大洋)、佐々岡真司選手(広島)、与田剛選手(中日)、潮崎哲也選手(西武)、小宮山悟選手(ロッテ)などそうそうたるメンバーが顔を揃えます。西村龍次選手はプロ通算で75勝を挙げる活躍を見せました。

この西村龍次選手以降寒川高校出身者のプロ入りはありませんでした。しかし、2106年のドラフト会議で寒川高校出身の鶴田圭祐選手が楽天から6位で指名されます。鶴田圭祐選手は寒川高校を卒業後帝京大学に進学し硬式野球ではなく準硬式野球の選手としてプレーします。その為2016年のドラフト会議前に鶴田圭祐選手は様々な報道で”隠し玉”として取り上げられていました。寒川高校から27年ぶりのドラフト指名となった鶴田圭祐選手は来シーズンからプロの世界で戦います。


BBCrix編集部

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