在りし日々のこと

こんばんは! トピア内野手です。芸歴4年目、千葉ロッテ、伊東勤監督を性的な目で見て5年目! よろしくお願いします。
今日はこのスケッチブックにある漢字の読み方についてやっていきましょう! 
「夜勤」 なんて読みますか? 
「やきん!」ブー! よるつとむ! ナイターゲームにおける、伊東勤さんのことですね……。

芸人時代、こんなネタをやっていた。基本的に野球選手や監督の名言やエピソードを入れていたが、フリップ、コント関係なく、意地でも入る「いとうつとむ」の文字。そうしないと死んでしまう病にかかっていたと思う。というか、今でもかかっている。どんな内容でもつとむうの話にスライディング! 通称「つとスラ」に誰よりもプライドを持っているのだ。

借金30、さすがに無視できない

「秋の鴨川キャンプ。目の前に伊東勤さんがいたのに、3年連続で声が掛けられなかった。アタシのバカ。自分の限界を思い知った」

そんなエピソードを書こうと思ったが、前半戦終了時点で、千葉ロッテマリーンズは25勝55敗1分の借金30。12球団ワーストの戦績。将棋の藤井聡太4段以下の勝ち星。めちゃくちゃ弱い。81試合終了時点で勝率.313は球団史上ワースト。滅多にないことなので無視できない。正直な想いを書き綴る。念のためだが、ロッテファンの総意だと思わないでいただきたい。つとスラ使いの私の主観だ。

伊東勤監督は薄い戦力をやりくりし、ロッテ監督の4年中、3位を3回、4位を1回。ほぼAクラスだった。私が性的な目で見ていることを差し引いても、間違いなく有能な名将だ。2017年はぶっちぎりでオープン戦優勝。WBC参加選手は先発投手の石川歩だけ。ホークスに移籍したデスパイネはキューバリーグ、WBCも出る上、ブクブク太った。今年は優勝行けるかも!? と信じていた。 

開幕後、オープン戦好調だった新外国人ダフィーとパラデスは空振り三振を量産、日本人が打つわけでもなく、5月に入ってもチーム打率が1割台、当初は踏ん張っていた投手も打たれだし、勝つのは週1ペース。つとむうは「補強してほしい」とマスコミに話し、フロントは「補強したからってすべて解決するわけではない」と火に油を注ぐコメント。大砲が欲しいのに、キューバの走り打ち打者サントスを獲得。私はベイスターズファンの旦那がいる設定でツイートし現実逃避。阿鼻叫喚であった。

結局、サントスに加え、元ホークス・楽天のペーニャも補強され、チーム打率1割台時代より大分良くなった。サントスはよく打つし、パラデスも打ち出している。ペーニャには威圧感がある。みんな気のいいやつらで雰囲気も良くなった(ように見える)。劇的に勝ちだし……てはおらず、圧倒的に負けているが……。

ZOZOマリンの風の中で、勤の有能さに甘えていた

つとむうと鈴木大地が新幹線車内で寄り添って眠る……。かの名作「高校教師」ロッテバージョン。つとむうは真田広之で、鈴木大地は桜井幸子だ。BLに造詣がなくとも、そんな場面が浮かんでしまった。

結局、今の状況はデスパイネの穴が埋まらなかったことに尽きる。点が取れず、長打なき打線は怖くない。薄い戦力でもやりくりしてきたつとむうの有能さに、フロントも、私も甘えていたのではないか? 
支配下枠余っていても、伊東監督だから大丈夫、Aクラスに入れる。そんな慢心が私にはあった。ホントは人員が必要だけど、有能な社員にやらせればある程度何とかなると一部の人間に無理をさせる。企業や組織のよくある縮図なのかもしれない。異常な期待は愛でもあるが、凶器にもなりうる。信頼して応援するのは美しいことだと思う。ただ、物事には限界がある。

物に当たってはならないと説いていたのに、東京ドームのトイレを蹴り足を負傷する勤。食べることしか楽しみがないと言っていたのに、日々やつれていく勤。レジェンド捕手の勝負師・伊東勤は人生でこんなに負けたことはない。空振りの多いパラデスを一番スタメン、今季打率.000の守備職人岡田を代打。もうパニックに陥っているのかもしれない。

こんな状況でも応援してくれるファンのためになんとか勝って、借金返さないといけない。でも勝てない。負けグセが治らない。ファンはロマンを見られるが、現場は現実から逃げられない。想像だけでこんなに悲しく辛くなるのに、つとむうは日々どんな気持ちで生きているのだろう。それなのに勝手に期待して、落ち込んで文句言う。つとむうに謝りたい気持ちでいっぱいだ。

今、勤にどうして欲しいのか

誤解してほしくないのだが、私以外のファンがつとむうに何を思おうが自由。強制する気はない。つとむうは全て自分の責任とコメントしたが、監督、コーチ、フロント、選手。全てに責任はある。監督だけに責任を押し付けるのは好きじゃない。休養は反対だ。その場しのぎにしかならない。最後まで完走して今の弱さに向き合い、責任を噛みしめて今後ロッテがどう這い上がるのか見たい。

ただ、伊東監督が望むのなら、途中で休養してもいい。
私が、つとむうに一番してほしいこと。それは「長生き」なのだから。

【前の記事】勤と私~2013年、出会いもっと『トピア内野手の「必殺勤め人」』を読む
トピア内野手

著者プロフィール トピア内野手

ライター 1986年8月1日生まれ。新潟県出身。東放学園音響専門学校~家電量販店等職を転々~元芸人。好きな監督は伊東勤。好きな伊東は勤。ベストオブ勤は伊東。好きな球団は東京ヤクルトスワローズ、千葉ロッテマリーンズ。