史上初の快挙!絶望から這い上がった篠原慎平

篠原慎平は1990年6月13日生の読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手(投手)である。右投右打、186cm、95kg。 波乱万丈の野球人生を送ってきた。愛媛県の川之江高時代は2年夏に県大会4強入りに貢献。しかし、部内の不祥事に巻き込まれ中退を余儀なくされた。その後、今治精華高通信制課程松山校を経て、独立リーグの四国アイランドリーグで7年間プレー。愛媛時代の2010年に右肩関節唇断裂で手術。2年間登板機会から離れたこともあった。「本当につらかったし、何度もやめようと思った。負けたくない気持ちが勝った」強い精神力で、2017年、巨人と支配下契約を結び、3日後には、一軍公式戦初登板初勝利を飾った。背番号は「92」推定年俸は420万円。

BBCrix編集部

篠原慎平・プロ入り前

篠原慎平は小学2年で軟式野球を始め、中学時代に川之江ボーイズに所属し、ファースト兼控えピッチャーとして起用されていた。その後、川之江高校では2年夏に愛媛県ベスト4入りを経験する。野球部の不祥事に巻き込まれる形で高校を中退してしまい、甲子園出場の経験はない。 
2008年に野球に対する思いを断ち切れず、独立リーグ・四国・九州アイランドリーグ(現・四国アイランドリーグplus)の愛媛マンダリンパイレーツに入団した。 

愛媛マンダリンパイレーツ入団後、1年目から公式戦に出場する。今治精華高等学校通信課程に通いながら19試合64回1/3を投げ、4勝3敗、防御率3.36の成績を残した。2年目はスタミナ面や体幹の弱さが目立ち2勝6敗、防御率6.31と成績を落とした。 

3年目の2010年は、NPB二軍との交流戦2試合に先発起用された。同年2月27日の阪神タイガース二軍戦で3回2安打無失点の好投を魅せた。4月24日の福岡ソフトバンクホークス二軍戦では初回に失点するも2回、3回を無失点に抑え、チームの逆転勝利に貢献した。

怪我とトライアウト・篠原慎平

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篠原慎平は2010年の公式戦では3勝を挙げた。5月3日の徳島インディゴソックス戦では最速146キロをマークしNPBスカウトの前で完封勝利を収めた。しかし、6月以降の登板は肩の違和感により1試合1イニングだけに終わった。関節唇断裂と診断され、手術を決断した。手術の回復は長引き、結果2012年に愛媛マンダリンパイレーツから自由契約選手となった。その後練習生となり同年の5月29日の阪神タイガース二軍戦で1イニング登板した。彼はシーズン終了と同時に愛媛を去った。 

現役続行をかけ新天地を求め2012年オフのトライアウトを受験する。140キロの速球を提げ香川オリーブガイナーズに練習生として入団した。2013年2月1日付で香川オリーブガイナーズに支配下登録され、背番号は「11」と決まった。2013年シーズン3勝6敗防御率4.12の成績だった。シーズン終了後12月に期間満了で選手契約を解除され再び練習生となった。 

2014年4月10日に再度選手登録され、チームの投手事情から主に抑えとして起用された。彼にとってこの配置転換は吉と出た。怪我の肩をかばわずに短いイニングを投球することができるリリーフで6勝5敗、10セーブ、防御率3.03を残し、球速も153キロを計測した。 

2014年10月23日のドラフト会議で読売ジャイアンツから育成枠1位で指名を受けた。篠原の背番号は「001」である。

制球力が課題か・篠原慎平

#篠原慎平 - Twitter

プロのスカウトマン達は篠原に対してプロで十分やっていける力を持つ選手と評価している。巨人の渡辺スカウトは、決め球の制度と制球力を上げていけば上で通用するとコメントしている。186cm、95kgと非常に恵まれた体に、ワインドアップから投げ下ろす角度のあるストレートは150キロを計測することもある。変化球はスライダー、フォーク、カーブを使い分ける。大柄な体型のわりに牽制やフィールディングに定評がある。 

2016年7月末に三軍から二軍に昇格。主にリリーフで16試合に投げ、防御率は1.71。シーズン終了まで二軍に残留し続け、台湾でのウィンターリーグには育成選手として唯一、参加が決定し、13イニングで20奪三振を記録し、奪三振王に輝いた。 「直球以外は自信がない」と自覚するように、テーマは変化球の制球。「ただ直球で150キロ以上投げても通用しないと実感した。課題は見えている」とレベルアップに励んでいる。

一軍の中継ぎの救世主として期待される!?

支配下契約のG篠原「守るものも恐れるものもない」

2017年オープン戦には2試合に登板し、2回2安打無失点とした。 
イースタン・リーグでは、9試合11イニングに登板して0勝0敗1セーブ、防御率0.00、8奪三振だった。 
そんな中、育成から3年目で一軍合流のビッグチャンスがめぐってきた。右のリリーフ陣が不足したため、巨人は篠原と支配下契約を結んだことを発表した。背番号は「92」。推定年俸は420万円。 

篠原は「やっとここまできたという思いはあるが、ここがゴールじゃないので必要とされる戦力になりたい。育成から上がってきて守るものも、恐れるものもない。ビビらず自分の力を出せるようにしたい」と決意表明した。

史上初の快挙

そんな、篠原だが、支配下契約の僅か3日後、一軍公式戦デビューを果たし、一軍初登板初勝利を挙げた。しかも、育成出身の投手が、一軍公式戦初登板初勝利という事例は、史上初の快挙。

一軍公式戦初登板を華々しく飾った篠原。高校を中退して遠回りをし、今では巨人軍の一員となった苦労人がどのような野球人生を歩んでいくのだろうか。今後の成長が非常に楽しみな選手の一人である。

#篠原慎平 - Twitter
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